骨で踏む、脱力、のペダリングの重要性。
いやぁ、、たまげました。何がって。
前回の記事が1日pv100を突破したんですよ!(116だったかな)
このブログ始まってまだ6日ですよ?この記事が上がるのは7日になってるでしょうけど。
だとしてもまさか一週間の内で100を突破することがあるとは思っていませんでした。因みにその前日も90くらいでしたね。ブログ村の記事の反映がなんか遅いので大抵前日の記事なんですけど、そんな伸びる記事があったのかと本日疑問に思いました。meridaの改造なんて誰が得するのだろう、と(笑)まぁ、先日のペダリング記事があそこまで伸びたということは多くの方がペダリング研究をなさっているということでしょうか?
そんな訳で前の最後に話した私のもう一つのペダリングについて書きたいと思います。
そうですね、今回もまた一言で言いましょう。
腿上げ
ですかね、ていうか私のこのペダリングに関しては一番始めの記事で紹介させていただいたノスケモンさん(アウトドア派のフリブログ)を言い換えるだけな気がしますけど、そこはノスケモンさんが書かれたことが素晴らしかったのだといういわば実験結果みたいなものですのでご勘弁を。
はい、このペダリングはカンチェラーラが行っているものではないかという推測のもと行っております。カンチェラーラのタイムトライアルの動画(2009ITT)を見ていただければよくわかりますが、明らかに他の選手と漕ぎ方が違います。
ほかの選手(ラーション、マルティン、ウィギンス等)は漕いでるとき上半身(肩から~)と下半身が大きく動いています。恐らく重いギアを比較的遅めで踏んでいるのでああいう動きになるのではないかと思います。
それに対しカンチェラーラはほかの選手よりか10rpmくらい高いケイデンスで回して走っています。前回の記事ではパワーが上がるほどケイデンスも上がると書きました。恐らくカンチェラーラのftpは400を優に超えています。そしてあの綺麗なポジション(今度タイムトライアリストのポジション比較も行います。これはペダリングにも影響が出るものです)で走っているのですからそれはそれは速いでしょうとも。
そしてカンチェの顔の辺りをアップで撮るシーンがありますね。
引用元 https://www.youtube.com/watch?v=bN2zpgun0vc
このシーンを見てわかるようにこの人はパッドに結構な体重をかけています。
だからペダリングの反作用が来ても動きにくいのです。パッと見たときもの凄くリラックスしてるようにも見えます。その秘訣はパッドの位置にあります。マルティンが一番いい比較ですが、彼はパッドを可能な限り真ん中によせ空力を改善しています。しかし、その代わり漕ぐのが物凄くつらいんではないかと思います。上半身をパッドの位置で固定できないので反作用で力が逃げてしまっているかもしれません。(しかし、それを圧倒的に上回るパワーと空力があるので恐ろしい速度で走れます。)
カンチェのパッド位置は比較的広く、そして近くなっています。コンタドールなんかはサドルも前に出ているのにハンドルが遠目ですね。
引用元https://www.cyclowired.jp/news/node/244186
この人もカンチェとは違う走り方ですね。しかし、全盛期にはこの苦しいはずのポジションで一時間タイムトライアルで全盛期カンチェを破っています(3秒差)この人はすごいですね。身長も高くはないのにメチャメチャタイムトライアル速い、、。
この人も上半身は大きく動いていくペダリングですね。(因みに日本のjプロツアーで速い人もこのタイプが多いです。別府さんはちょっと違ったかな?)
さて、本題に入りましょう。タイムトライアルバイクで行われているペダリングをロードバイクで行うのは非常に難しいです。しかも前に体重をかけるなど。(これが前回前、前目に体重をかけた方がいいといった理由です。)
ならばとりあえず足だけ真似してみよう。
どういうことか。それが今日の一言コーナー()にありました
腿上げ
でございます。
これも力んではいけません。脱力ペダリングの進化版です。体力があればあるほど常用ペダリングにできます。(私はまだ貧弱なので常用は疲れます)
そしてこの腿上げペダリングは前回の脱力ペダリングと矛盾らしきものが生じます。何かというと、
いやはやどうしましょうとなるのですが、ゆったり長い間中速で運動する場合は脱力ペダリングがいいです。それに対し今回のヤツは比較的短時間(10~20分くらい?)な場合で使いやすいと思います。前述しましたが体力レベルが上がり、出力も向上してくればこのペダリングのメリットは増えるばかりなのです。
私は自転車を初めて2か月ほどは速く走ろうとしても全くダメでしたがこの腿上げを意識し始めた途端急激に速度が上がりました。(それでも低速でしたけどね)
私の家のそこそこ近くに霞ヶ浦があるわけですが3,4回ほど行きました。(ほぼノンストップ100kmという奇跡の道路)
そこに知人と行ったのですが二回ほど先行させてもらいました。その時20分の間無心で走り続けたときは平均が33km/hほどでしたね。(一年前)そのあと、しばらく休憩して残り20kmで再び単独走スタート。すでに結構体力を使っていたはずなのですが、31~33㎞/hで40分走り続けました(多分)当時からしたらあり得ない速度なんですよね、、練習とかいう概念ありませんでしたし。その時は脱力ペダリングというか足の感覚がありませんでした。ホントにただ足が棒に変換され勝手に回し続けていたという感覚が正しいです。意識が完全にできていない場合は自分を巡航というじわじわした走りで限界まで追い込んでみると成功します。それを知人に教えたところ一回だけ彼自身もびっくりするほど綺麗に成功したそうです。これを何回かやると意識的に出来るようになりますよ。
これが脱力ペダリングのメリット。
しかし、レースで集団で足を休める以外恐らく使い道がありませんね。
つまり飛び出して逃げ続けるには出力が低すぎるのです。ここで腿上げです。
原理を書いてみましょう。脱力は足の重さのみで回しますがこれは腿を適度に脱力させ速いペースで上げる事(下げは意識してはいけない)を意識することにより、引き足も加わり、体重が上げている足とは反対、ダウンストロークにある足に掛かることになります。ダウンストロークで体重が掛かり、アップストロークでマイナスになるはずの逆足の加重が抜けているので脱力よりも遥かに力をかけることが出来るのです。
しかしここで注意!脱力ペダリングと違って真上に上げるので脱力しすぎるとペダリング自体がグッチャグチャになるんですえ。
とりあえずまとめてみましょうか
脱力ペダリングは 完全脱力
腿上げペダリングは 8割脱力
というところでしょうかね。ペダリングはポジションと違って考えすぎると物凄いことになります。
例えば私が一時期前に蹴りだし、巻き足も意識したペダリングでそこそこうまく走れた時、腿上げと組み合わせたら腿上げの弱点であるダウンストロークにおけるロス(上げる事だけ意識しないといけないのにその場合踏む辺りを意識できないうえケイデンスが高めなので踏みすぎる)を改善できるではないか!少なくともカンチェは少し意識してそうだったのでやってみました。
My brain overheated...........
もう余計なことはしません。ペダリングは何か一つの考えがベストだと思います。
使い分けは別の話です。
今回はこなへんで失礼します。
ではでは(@^^)/~~~
↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑